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2016年 10月 17日
全くの偶然ではあるんですが、ここ2週間ほど残業中に
ボブ・ディランを聴いていたので、ノーベル文学賞は私的にはタイムリー。 社長のCDコーナーをあさっていたら、デモ版を集めた2枚組があったので、ほう、と思って。 デモなんで音質はよろしくない。たまにブツブツ言ってたり咳き込んでたりしてる。 自分で持っているCDは『Greatest Hits』だけですね。ジェケットがかっこいいやつ。 若い頃に「ボブ・ディランも少しは知っておいた方がよいだろう」と買いました。 だからベストアルバムを最初に買っちゃうという、 えー、大変初心者らしくミーハーな感じです。 ケチってインポート版だったため歌詞カードがなく、 今まで全然歌詞のことは考えずに聴いていた。聞き取れるところをほんのり訳すだけで。 文学賞を取ったので、テレビで歌詞を教えてくれることが増えたのですが いまいち詩としての良さが分からない。 やっぱりこれは原語で味わえないとだめだわ、本当のよさは分からないわ、と思いました。 だからね、村上春樹。毎年ノーベル賞取るか? が秋の風物詩になってる彼の小説。 どう考えても村上春樹はあと20年くらいノーベル賞を取らないだろう、と思うけどねぇ。 その前にカズオ・イシグロとかパウロ・コエーリョとかに差し上げたい。 ポール・オースターだってまだだ。 文学にそんなに詳しくない私だって、もっとふさわしい人が思いつくから、 選考委員の人はもっと知ってるんじゃないの? 10代から20代の初めは大好きで、すごく一生懸命読んでたんですけど ある時、もう私には必要ないなと思って『海辺のカフカ』から読んでない。 で、秋の風物詩だから、おなじみの荻窪の六次元とか取材されて、 世界各国で翻訳されていて、モンゴル語版もあるんですよ〜なんてのをテレビで見て。 そうか、と思った。村上春樹の小説を原語で楽しめるのは日本語が分かる人だけなのかと。 世界中の人も読むことはできるけど、 細かいニュアンスまで全部理解できるのは原語を母語としている人のみ。 英語版は本人もかなり拘って翻訳していると聞くけれど それ以外の原語だと本人の手は入りにくいだろうし、 翻訳するうちに原語からの表現とは乖離してしまうことだってあるでしょう。 そう考えると、読まなくていいやと思っていたけど、せっかく同時代を生きていてリアルタイムで読めるのだし 読んでおいてもいいのかなぁと思います。読めば面白いことは知っている。 というか、せっかくなのだから翻訳された物ばかりではなく 母語の日本語で書かれた本を重点的に読まないともったいないのかなと思いました。 今年は頑張って三島を多めに読んでるんだけど、なかなか進まんのだよ………。 すぐ浮気して他のものを読んでしまうのよ………。 今日書きたかったのはこれではないのでした。 昨日ロフトで来年の手帳を買って、ついでに文房具をみて、 文房具の進化に私は大変感動したのです! 社会人になりたての頃と比べますと、何でもかんでもメールですので 直接文字を書くこともだいぶ減りました。 減ってはいるけど、会議のメモは、まだ私はノートにメモメモしてる。 つまんないといたずら書きもしてる………。 最近は会議メモもノートパソコンやタブレットにぱたぱた打ち込むのが普通だけど。 あと、お仕事のお手紙もまだ、手書き。タイプしたのをプリントアウトして 署名だけ書くってのがいいんでしょうけど、まだ全部、手書き。 見積りのお願いとか、FAXで送るものもまだ手書き。図を書いたりもするからね。 と、まだ私にはペンの需要はあります。 私はインクが出にくいと書きにくく、どばどばするするな書き心地の物が好き。 ペンをあんまりギュッて握らなくていいし。 きっちり楷書で筆圧が高めでゆっくり丁寧に文字を書く人は、 インクが出にくい物の方が書きやすいんだって。 するするなのはゲルインクボールペンに敵う物はないので、 ずっとゲルインクを愛用してきました。 油性のボールペンは力がいるから好きでないからほとんど使わない。 でも油性のボールペンでなければならない場面もたまにあります。 契約書とか荷物の伝票とか。 書きにくいなぁと思ってました。 そんな時にアナタ、これよ!!!!! パイロットのアクロボール! 油性でありながらするっするな書き心地。なんですかこれは!!!!! ゲルと変わらないですよ。 で、ゲルって乾きが遅いのと、インクの減りが早いのがやや不満だったんですが 油性だから指で引っ張っちゃったりしないし、インクの持ちも良さそうだ。 と、試し書きで驚いてしまって、思わず買ってしまった。必要ないのに。 べっつにボールペンって書き味が重くて書きにくいものでも仕方ないのに、 たゆまぬ企業努力です。 パイロットってすばらしい会社ですね!!! ノックも軽いし何かすごい発明が詰まってるんだと思うんですが、 150円(+税)ぽっちで買えてしまうすばらしさ! よくできてる。 ゲルインクのものでいいやーと同じ物をずっと使って新しく開拓していませんでしたが 文房具の進化はめざましいようです。 文房具マニアというジャンルがあるのも納得です。
by peppermint555
| 2016-10-17 23:04
| 日々の日記
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Comments(4)
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早合点
at 2016-10-19 06:10
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「風に吹かれて」を始めて聞いたのはPPMのバージョンでした。
その後でディランのオリジナルを知りましたが、「時代は変わる」同様、別の歌の様に感じたのを覚えています。
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peppermint555 at 2016-10-20 20:34
>早合点さん
PPMバージョンというのを知らないので、youtubeで聞いてみました。 確かに別物だ………! グループサウンズっぽい! 聞き慣れないんで、私はボブディランの何気なく淡々と歌う方がしっくりです。
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早合点
at 2016-10-21 21:34
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同じ歌(歌でなくても)でも最初に聞いた(知った)ものって、凄く印象に残りますよね。
今回の報道では代表曲として「風に吹かれて」1曲だけしか書いていない記事が目立ちますが、彼の作曲した歌の中で僕が1番好きなのは「Don't Think Twice, It's All Right」です。歌詞がとても良いのです。 この曲もPPMの歌で知り、そのギター奏法をコピーして弾けるようになりましたが(歌は歌えない)、何年か前にギターを引っ張り出して弾いてみたら、指が全然動かなくなっていてショックでした。継続は力なりを実感です。
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peppermint555 at 2016-10-24 21:30
>早合点さん
ノーベル財団が連絡が取れないボブディランに怒ってますね! 勝手に賞をあげて、勝手に怒ってやがる。いやあ授賞式が楽しみだー。 見知ったものの違うバージョンは、違和感がありますが 最初に聴いたものがベストかというと、そうでもなかったりはします。 スタンドバイミーはベン・E・キングより、ジョン・レノンのカバーの方が好きです。 オリジナルはなんか甘ったるくて苦手。 自転車と違って積み重ねの訓練で上達するものは 一回やめてしまうともう、ダメですね。 バレエも一週休むと取り戻すのに3週かかります。
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